アメリカ出張でわかった英語習得で秘帖な3つのこと

英語初心者は慣れから始める

 野球を考えて欲しい。素振りばかりのバッターが試合に出て活躍するでしょうか。答えは「いいえ」です。もちろん草野球程度であればレベルが近いので活躍の機会があるかと思いますが、甲子園やプロ野球のような試合に関しては、活躍なんて無理な話です。もちろん素振りは必要です。基本が無ければ上達はありません。
 また野球をはじめていきなり素振りだけを半年や一年やれと言われても、絶対に続きません。試合で活躍もできなのですから。
 英語でも言えます。英語上達するには単語や文法をひたすらやる。こんなの絶対に続きません。苦行です。
 しかし、基本がないまま英語は上達しません。卵が先か鶏が先かの話ですが、こんな状態で何をしますか?基本ばばかりだとつまらないし、いきなり会話をしろと言われても試合にもならない。
 実は最初にやるのは「慣れ」です。私の「慣れ」の意味は少々違います。
(1) 私発信の言葉を増やす
 相手の言うことを聞いて話すは無理です。なぜならば聞けないから。私発信の言葉を使うのです。「Nice to meeto you.」を自ら言う。こんな言葉をちょっとずつ使うのです。
(2) 小さなセンテンスを聞けるようにする
 聞けないと言っても聞けるセンテンスを増やしていく。「Hello」聞けますよね。「Why don’t you have a dinner?」聞けない場合もあります。ああ、これわかる・わからないを増やしていくのです。
(3) 現場に出る
 ただ海外からのお客様の会議に出る。会社にいる外国の方に話しかける。もちろん最初はボロボロです。しかし、実はボロボロになかってからの方が学ぶことが多いです。

丁寧なリスニング

 最初からは必要ありません。これは素振りになります。
 ビジョンは見えてきた。自分の弱点もわかってきたというレベルから始めるべきです。
 一つ一つのセンテンスを聞き取れる数を増やすのです。できれば覚えたセンテンスを発言するのです。この発言は必要。変な発音で覚えるはNG。しかし、厳密性は必要ありません。
 センテンスを覚えるとともに単語も自然と覚えます。覚えた単語を間違いなく書けることは必要ありません。

場数をこなす

 ここからは上級者用です。
 受験生であればひたすら赤本をやるレベルです。
 英語の問題集も楽しくなってきました。自分がわからない所・間違えた所だけをやる。楽しいです。
 どんどん外人にも話しかけていくべきです。用意するのは英会話の本ではなくて、デートをあまりしたことがない若本がデート前に用意する今日何の話をすべきか集のようなものです。

頑張る必要はありません。ただ英語を使う機会に近寄っていくだけ。恥をかくのは恥ずかしくはありません。恥をかくのは上達しているということです。

やりましょう!今でしょ。